バチカン
中根外務副大臣によるギャラガー・バチカン外務長官表敬
平成30年5月9日

4月27日午後12時30分から約45分間,イタリア共和国を訪問中の中根一幸外務副大臣は,ポール・リチャード・ギャラガー外務長官(Mgr. Paul Richard Gallagher, Secretary for the Relations with States of Vatican)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
- 両者は,昨年の国交樹立75周年に際して,ギャラガー長官の訪日や様々な行事を通じて二国間関係が更に発展したことを歓迎しました。ギャラガー長官からは,日本とバチカンの意見交換の機会が増えていることを歓迎する旨述べ,中根副大臣からは,今後も基本的価値を共有するバチカンと協力関係を一層強化したい旨述べました。
- 中根副大臣から,ギャラガー長官が訪日の際に,広島から平和の尊さを発信したことに感謝を伝えつつ,是非フランシスコ法王に日本へお越しいただきたい旨述べ,改めてギャラガー長官にそのための協力を依頼しました。
- 両者は,北朝鮮が全ての大量破壊兵器及びあらゆる弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄に向けた具体的な行動をとることが重要であるとの認識で一致しました。
- 両者は,その他地域・国際情勢についても意見交換を行いました。