スウェーデン王国

平成28年2月19日
カール16世グスタフ国王陛下を出迎える安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
懇談する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本19日午後6時5分頃から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,カール16世グスタフ・スウェーデン国王陛下(His Majesty Carl XVI Gustav, the King of Sweden)及び科学技術代表団と懇談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,カール16世グスタフ国王陛下及び代表団の訪日に歓迎の意を表した上で,皇室とスウェーデン王室の交流は両国関係において欠くことの出来ない重要な役割を果たしている旨述べました。また,日本人のノーベル賞受賞に触れつつ,科学技術分野でのスウェーデンとの交流を高く評価しており,同分野の交流を基礎に両国関係を更に発展させていきたい旨述べました。

2 カール16世グスタフ国王陛下からは,今回は科学技術代表団を率いて訪日出来たことを喜ばしく思う,今回は日本企業等を視察し,知見を深めることを目的としている旨発言されました。また,国王陛下から燃料電池車の開発に向けた取組に言及され,安倍総理大臣からは,車の自動走行の研究や再生医療の取組等について紹介しました。

3 両者は,安倍政権の経済政策,世界経済の状況,少子高齢化の取組,女性や高齢者の活躍,農業のあり方,TPP等の幅広いテーマについて意見を交換しました。また,両者は,両国の大学や企業との幅広い連携・協力を進めていく必要性を確認しました。


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