リトアニア共和国
茂木外務大臣の杉原記念館訪問
令和3年7月3日


リトアニア訪問中の茂木外務大臣は、現地時間7月3日午後4時20分(日本時間午後10時20分)から約15分間、カウナスの杉原記念館を視察し、杉原氏の発給したビザのリストや、同氏の生涯をたどるパネルなどを鑑賞し、記帳を行いました。また、杉原「命の外交官」財団のラムーナス・ガルバラビチュウス(Mr. Ramunas GARBARAVICIUS)理事長に対して、同記念館の維持・運営への尽力と、日本とリトアニアの相互理解促進の取組の功績を讃え、外務大臣表彰状を授与しました。
【参考】杉原記念館
同記念館は、戦前にユダヤ系避難民等に対し「命のビザ」を発給した故杉原千畝副領事が、1939年7月から1940年8月まで勤務した旧在カウナス日本領事館の建物を使い、リトアニアにおいて設立された杉原「命の外交官」財団により運営。2000年一般公開開始。2019年の入館者数は約19,900人(その内85%を日本人が占める)。
同館では、杉原氏が発給したビザのリスト、杉原氏によりビザの発給を受けた人々が残した資料、写真、パスポートや、旧在カウナス日本領事館事務所で杉原氏が使用していた執務机の複製、杉原氏の生涯を辿るパネルが展示されている。