リトアニア共和国

令和元年10月21日
安倍総理大臣とナウセーダ・<br>リトアニア大統領との会談<br>(写真提供:内閣広報室)
安倍総理大臣とナウセーダ・リトアニア大統領との会談<br>(写真提供:内閣広報室)
 本21日,午後1時50分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のギターナス・ナウセーダ・リトアニア共和国大統領(H.E. Dr. Gitanas NAUSĖDA, President of the Republic of Lithuania)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から岡田直樹内閣官房副長官,長谷川榮一内閣総理大臣補佐官・内閣広報官及び今井尚哉内閣総理大臣補佐官ほかが,リトアニア側から,バルブオリス駐日リトアニア大使,ネベロビッチ大統領首席補佐官,及びタモシューニエネ大統領補佐官ほかが同席しました。

1 冒頭

 安倍総理大臣から,ナウセーダ大統領の訪日を歓迎し,7月の大統領就任にお祝いを述べました。ナウセーダ大統領からは,台風19号の被害に対し,お見舞いが述べられました。また,両首脳は価値を共有するパートナーとして協力を深めていくことで一致しました。

2 二国間関係

(1)安倍総理大臣から,二国間関係について,「頻繁な要人往来を通じて日・リトアニア関係が強化されていることを喜ばしく思う」旨述べるとともに,「来年は,杉原千畝氏がユダヤ人に対して『命のビザ』を発給してから80周年の節目の年であり,共通の価値観や絆を両国の国民の間で確かめ合い,発信する機会としたい」旨述べました。また,「昨年1月のバルト三国訪問時に立ち上げた『日バルト協力対話』も活用しつつ,日・バルト間の経済関係や,国際社会共通の課題における協力を引き続き発展させていきたい」旨述べました。

(2)これに対し,ナウセーダ大統領から,「日本とリトアニアの間では経済関係が様々な分野で深まっており,日本はリトアニアにとってアジアにおける最も重要なパートナーであり,両国間の貿易・投資関係を維持・強化したい」,また「日EU・EPAがさらなる協力の可能性をもたらしている」と述べました。加えて,「杉原千畝氏については,日本のみならずリトアニアでも有名であり,イスラエルや欧州にとって『命のビザ』はとても重要」として,自分も今回杉原千畝氏の出生地である岐阜県を訪問することで,リトアニアとしての杉原氏への深い感謝の意を表すものである旨述べました。これに対し,安倍総理から,このような大統領の地方訪問は,両国の草の根の交流を活発にすることになるとして,改めて感謝する旨述べました。

(3)両首脳は,ナウセーダ大統領の訪日を契機に,基本的価値を共有する日本とリトアニアが二国間関係を更に強化し,国際社会の諸課題に関し緊密に連携して対応していくことを確認しました。

3 国際情勢

 安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め,ナウセーダ大統領からの支持を得ました。

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