アイルランド

日・アイルランド外交関係樹立60周年オープニング式典

平成29年1月16日

 1月9日,アイルランドを訪問中の岸田外務大臣は,午後7時から7時45分まで,フラナガン・アイルランド外務・貿易大臣主催の日・アイルランド外交関係樹立60周年オープニング式典に出席したところ,概要は以下のとおりです。同式典には,アイルランド政府の閣僚5名を含むアイルランド政府関係者,文化関係者,在留邦人,企業関係者等,約100名程度が出席し,外交関係樹立60周年のオープニングが盛大に祝賀されました。

1 フラナガン外務・貿易大臣挨拶

 冒頭,フラナガン大臣から,日本の暦では還暦を意味する60周年の本年を,これまでの日アイルランド関係を振り返り,今後より一層関係強化を図っていく機会としたいと述べました。その上で,60年に留まらない両国の友好関係を紹介しつつ,国際場裡における協力,人的交流,貿易・投資関係,英国のEU離脱等の分野において,更なる関係強化に向けた期待を表明しました。

2 岸田外務大臣挨拶

 続いて,岸田大臣から,自由,民主主義,人権,法の支配等の共有する基本的価値に基づいて,両国が共に希求する平和のために,日本とアイルランドで連携していきたいと述べました。その上で,外交関係樹立60周年を迎える本年,数々の祝賀行事が開催されることを紹介し,日本から持参した「だるま」の左目をフラナガン大臣に開眼してもらって外交関係樹立60周年の成功を共に祈念しました(岸田大臣挨拶(PDF)別ウィンドウで開く)。

3 60周年ロゴ・コンテスト最優秀者への賞品授与

 60周年ロゴをデザインしたダブリン(アイルランド)在住のピーター・マクブライドさんに,記念品として日本往復航空券が贈呈されました。このロゴは,548点に上る公募作品の中から選ばれたもので,日の丸とアイルランドの国章ハープを象っています。

4 外務大臣表彰及び感謝状の授与

 岸田大臣から,チェスター・ビーティー・ライブラリー,ヒューゴ・オドネル「エクスペリエンス・ジャパン」運営委員長,尾崎弘章氏,バーバラ・ゲラティ女史に外務大臣表彰・感謝状が授与されました。

5 太鼓とアイリッシュ・ダンスの披露と鏡開き

 最後に,両国の伝統芸能である和太鼓とアイリッシュ・ダンスが披露されました。これに続いて,岸田大臣,フラナガン大臣,バリントン駐日アイルランド大使,三好駐アイルランド大使による鏡開きが行われ,式典は終了しました。

【参考】 外務大臣表彰・外務大臣感謝状受賞者
(1)チェスター・ビーティー・ライブラリー(外務大臣表彰)
チェスター・ビーティー卿の美術コレクションを元に1954年にダブリンに開設。所蔵する約3万点のコレクションのうち約2000点が日本の古書や美術品。これら美術品の保存・修復・展示や講演会の開催,教育事業の実施等を通じて,アイルランドにおける日本美術・文化の紹介に貢献。
(2)ヒューゴ・オドネル氏(外務大臣表彰)
2010年にアイルランド最大の日本文化紹介イベント「エクスペリエンス・ジャパン」の運営委員会委員長に就任。同イベントは2016年は約2万人の参加者を記録するなど,アイルランドにおける日本文化の紹介と両国国民の相互理解の促進に大きく貢献。
(3)尾崎弘章氏(外務大臣表彰)
1990年代以降,ダブリン日本子女補習校の設立母体である日本企業懇話会の役員を断続的に務め,補習校及び懇話会の存続・発展に尽力し,在アイルランド日本人社会の融和に大きく貢献。
(4)バーバラ・ゲラティ氏(外務大臣感謝状)
1989年からJETプログラム等により日本で英語講師として活動した後,2000年から現在までリムリック大学(アイルランド西部)で一貫して日本語教育活動を継続。アイルランドにおける日本語教育を牽引する存在。

このページのトップへ戻る
アイルランドへ戻る