英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
日英外相会談
令和6年11月25日
現地時間11月25日午前9時00分(日本時間同日午後5時00分)から約40分間、G7外相会合に出席するためイタリアを訪問中の岩屋毅外務大臣は、デービッド・ラミー英外務・開発相(The Rt Hon David Lammy, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、先月の電話会談に続き、対面でお会いでき喜ばしいと述べつつ、リオでの日英首脳会談にて日英経済版「2+2」立ち上げを発表できたことは大きな成果であり、来年早期に東京で開催すべく、準備したい旨述べました。これに対し、ラミー外相からは初の対面会談を歓迎する、日英関係は非常に良好でありこれを更に強化していくべく岩屋大臣と連携していきたい旨発言がありました。
- 両外相は、リオでのグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)に関する日英伊首脳会合を踏まえ、GCAPの重要性を再確認しました。また、両外相は、来月にCPTPPへの英国加入議定書が発効予定であることも踏まえ、経済面でも日英が連携していくことを確認しました。さらに両外相は、12月1日に予定される日本側ワーキング・ホリデー制度の拡充も踏まえ、両国の人的交流を一層拡大していくことで一致しました。
- 両外相は、地域情勢についても意見を交換し、露朝軍事協力の進展を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢やウクライナ情勢、中東情勢といった国際社会の諸課題について、日英が引き続き緊密に連携していくことで一致しました。