英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
日英首脳会談
令和6年11月18日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
現地時間11月18日午後3時55分(日本時間19日午前3時55分)から約20分間、G20首脳会合に出席するためブラジル連邦共和国を訪問中の石破茂内閣総理大臣は、キア・スターマー英国首相(The Rt Hon Keir Starmer MP, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、スターマー首相から石破総理大臣の就任に対し、改めて祝意が述べられました。石破総理大臣からは、謝意を伝えつつ、強化されたグローバルな戦略的パートナーである英国との関係をあらゆる分野及びレベルで一層強化していきたい旨述べました。
- 両首脳は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は一体であるとの認識を共有した上で、グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)や、2025年に計画されている英空母打撃群のインド太平洋への派遣、自衛隊によるアセット防護措置の英国への適用など、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、両国間で意義の高い具体的協力が進んでいることを歓迎し、これを力強く推進していくことで一致しました。
- 両首脳は、力強い経済成長の実現は、両国共通の優先課題であることを確認しました。また、貿易や経済安全保障を含む経済面での日英二国間協力を更に推進していくため、両首脳は日英経済版2+2閣僚会合(経済版2+2)の立ち上げに一致しました。
- 両首脳は、東アジア情勢及びウクライナ情勢といった国際社会の諸課題について、日英が引き続き緊密に連携していくことで一致しました。