英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

令和6年7月26日
ラミー英国外務・英連邦・開発相と握手をする上川外務大臣
上川外務大臣とラミー英国外務・英連邦・開発相との会談の様子

 現地時間7月26日午後5時30分(日本時間同日午後7時30分)から約40分間、ASEAN関連外相会議に出席するためラオス人民民主共和国を訪問中の上川陽子外務大臣は、デービッド・ラミー英国外務・英連邦・開発相(Rt Hon David Lammy, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、ラミー外相の就任に対する祝意を改めて伝えるとともに、新政権と首脳レベルも含め緊密に連携できていることを喜ばしく思う旨述べました。また、上川大臣から、強固な日英関係を更に発展させるべく、国際社会の諸課題に対し、日英及びG7で更に連携して対応するとともに、「日英広島アコード」を始め、これまで積み上げてきた協力関係を更に推進したい旨述べました。これに対し、ラミー外相から、初の対面会合を歓迎する、日英関係の強化に向けて上川大臣と連携していきたい旨発言がありました。
  2. 両外相は、インド太平洋と欧州・大西洋の安全保障は不可分であり、戦略的利益を共有する日英の協力が重要であることについて一致し、次期戦闘機開発プログラム(GCAP)を含む具体的な安全保障協力を引き続き推進していくことを再確認しました。また、両外相は、経済分野では、CPTPPにおける連携や、企業間の協力を後押ししていくことで一致しました。
  3. 両外相は、地域情勢についても意見を交換し、ウクライナ情勢、拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢について議論し、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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