英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

令和3年9月22日
会談に臨む日英両外相
日英外相会談の様子

 国連総会に出席するため米国ニューヨークを訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間9月22日午後4時20分(日本時間9月23日午前5時20分)から約40分間、エリザベス・トラス外務・英連邦・開発大臣兼女性・平等担当大臣(The Rt Hon Elizabeth Truss MP, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs, Minister for Women and Equalities of the United Kingdom)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、両大臣は、9月17日の電話会談に続いて早期に対面での会談が実現したことを歓迎するとともに、日英関係の更なる強化に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
  2. 両大臣は、日英安全保障・防衛協力の更なる推進を確認するとともに、英国のTPP11加入交渉について意見交換を行いました。
  3. また、両大臣は、東シナ海や南シナ海等の情勢や北朝鮮情勢についても意見交換を行いました。その中で茂木大臣から、先般の北朝鮮による弾道ミサイル発射は安保理決議違反であり、強く抗議した、北朝鮮による最近の核・ミサイル活動は、日本、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものと述べるとともに、拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を求め、トラス大臣から支持を得ました。
  4. さらに両大臣は、アフガニスタン情勢についても意見交換を行い、タリバーンの行動を注視しつつ、連携して働きかけていくことで一致しました。
  5. 両大臣は、G7を通じた連携を更に進めていくことで一致し、気候変動問題への対応や新型コロナ対策についても引き続き協力していくことを確認しました。

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