英国（グレートブリテン及び北アイルランド連合王国）

　2月13日14時10分から約20分間、滝沢求外務大臣政務官は、外務省の招へいにより訪日中のジョン・グレン英下院議員（Mr. John Glen, Member of Parliament for Salisbury Parliamentary）による表敬を受けたところ，概要は以下のとおりです。

1. 滝沢政務官から，日本は英国を，基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーとして重視しており，それは英国がEUを離脱しても全く変わらない旨述べました。さらに政務官から，先月の日英ACSAの署名は喜ばしい，アジアでの安全保障環境が厳しさを増す中，英国との安全保障・防衛協力はますます重要である旨述べました。これに対しグレン議員からは，日英間の安全保障・防衛協力の強化の重要性に賛意を示しつつ，日英関係の更なる強化に貢献していきたい旨応えました。
2. 滝沢政務官から，日本は英国のEU離脱の動向を注視しており，メイ首相の演説に，予見可能性の確保等の日本からの要望事項に合致する内容が盛り込まれたことを評価する，日系企業の英国での事業継続のためにも，引き続き配慮願いたい旨述べました。これに対しグレン議員からは，英国における日系企業の事業継続を重視している旨の説明がありました。
3. 両者は，対米関係等についても意見交換を行いました。