英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

平成29年7月7日
(写真1)滝沢外務大臣政務官とフィールド英外務省閣外大臣との意見交換

 7月6日現地時間14時30分から約30分間,「ウクライナの改革に関するロンドン会議」への出席のため英国を訪問中の滝沢求外務大臣政務官は、マーク・フィールド英外務省閣外大臣(The Rt Hon Mark Field MP, Minister of State for Asia and the Pacific, Foreign and Commonwealth Office)との意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 滝沢政務官から,日本は英国を基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーとして重視しており,それは英国がEUを離脱しても全く変わらない旨述べました。これに対しフィールド閣外大臣からは,日本との協力関係の強化は優先事項であり,幅広い分野で日英関係を発展させていきたい旨述べました。
  2. 滝沢政務官から,日英間の安全保障・防衛協力について,昨年の英空軍機タイフーンの来日による共同訓練や6月のアンゴラでの地雷除去支援での連携等,具体的に進展していることは喜ばしい旨述べました。両者は,引き続き日英間の安保・防衛協力を強化していくことで一致しました。
  3. 滝沢政務官から,日本は英国のEU離脱交渉を注視している,英国には1,000社以上の日本企業が進出しており,離脱による日本企業への影響を最小化するよう配慮願いたい旨述べました。これに対しフィールド閣外大臣からは,離脱によって日本企業に悪影響が出ないよう努めたい旨述べました。
  4. 両者は,北朝鮮についても意見交換を行い,核・ミサイル問題や拉致問題でも日英両国が緊密に連携していくことで一致しました。

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