英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
「チュニジア国境警備改善」事業における日英連携
平成28年4月26日
4月10日,G7広島外相会合の機会の日英外相会談において,岸田文雄外務大臣とフィリップ・ハモンド英外務・英連邦大臣は,本年1月の第2回日英外務・防衛閣僚会合(「2+2」)で確認された安全保障・防衛分野における途上国支援での日英連携の具体的協力として,日英で共に資金を拠出して,国連薬物・犯罪事務所(UNODC)の「チュニジア国境警備改善」事業を推進していくことで一致しました。
両大臣は,テロ対策を含め安全保障・防衛分野の日英協力の重要性を確認するとともに,アジア及びアフリカでの連携を引き続き推進していくことで一致しました。
(参考)「チュニジア国境警備改善」事業
- チュニジアにおいて,国境管理を所掌する内務省国境・外国人取締局を主対象に,国境地点のリスク情報や脅威の分析能力向上,情報共有体制の強化等を図るUNODCのプロジェクト。具体的には,リスク情報分析者,捜査官,国境管理事務所職員等に対して,複数回の研修を実施する予定。
- 我が国は,平成27年度補正予算から30万ドルを拠出し,英国も50万ポンドの拠出を決定している。