英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

日英首脳会談

平成30年12月1日

英語版 (English)

  • 日英首脳会談(写真提供:内閣広報室)
  • 日英首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 12月1日,現地時間午前9時30分(日本時間1日午後9時30分)から約30分間,G20首脳会合出席のためブエノスアイレスを訪問中の安倍総理大臣は,テリーザ・メイ英首相(The Rt Hon Theresa May MP,Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と日英首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

 安倍総理から,昨年8月のメイ首相訪日後,日英関係はかつてないほど進展しており,ルールに基づく国際秩序を更に強化する役割を担う日英の協力は重要であり,G20大阪サミットに向けても協力していきたい旨述べました。
 これに対し,メイ首相から,安倍総理の発言に同意しつつ,日英関係は更に強化されることが重要である旨述べました。

2 日英安全保障関係

 両首脳は,本年,日英安保協力は大きく進展し,新たな幕開けを迎えている,自由で開かれたインド太平洋の実現に向け,協力を更に具体化させていくことで一致しました。

3 英国のEU離脱,日英経済関係

 安倍総理から,EUと英国の間の離脱プロセスの進展を歓迎し,メイ首相のリーダーシップに敬意を表する旨述べました。その上で,「合意なき離脱」を回避し,透明性・予測可能性及び法的安定性を確保することを引き続き要請しました。
 また,安倍総理から,英国のEU離脱後の両国の経済関係の強化のため,日EU・EPAを踏まえた,日英間の新たな経済的パートナーシップの構築に速やかに取り組みたい旨述べました。 さらに,安倍総理から,日英は最も力強い自由貿易の旗手であり,その観点から,年末に発効するTPP11加入への英国の関心表明を歓迎する,ルールに基づく開かれた自由貿易体制の強化に向け協力したい旨述べました。
 これに対し,メイ首相から,今般EUとの間で合意した離脱協定及び将来関係に関する政治宣言は英国及び英国に拠点を有する日系企業を含めたビジネスにとって良いものであり,離脱後の英国の貿易にとって良い基礎となる,また,英国のTPP11への加入についても今後議論することを期待する,日英は自由貿易の旗手として,より広く,来年のG20大阪サミットも見据えて,貿易問題に取り組んでいきたい旨述べました。

4 地域情勢

(1)両首脳は,北朝鮮情勢について意見交換を行いました。安倍総理から,「瀬取り」対処のための英国による艦船の派遣に対する謝意を伝えました。また,拉致問題の早期解決に向けて理解と協力を求め,メイ首相の支持を得ました。

(2)東シナ海・南シナ海情勢について,両首脳は,法の支配に基づく国際秩序の維持のため,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

5 グローバルな課題

 両首脳は,G20の枠組みにおける,日欧米の協力の重要性を再確認しました。また,グローバルな課題への対応についても意見交換し,日英で協力していくことで一致しました。


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