英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
日英外相会談
平成30年5月21日



5月21日,現地時間午前11時25分(日本時間21日午後11時25分)から約35分間,G20外相会合出席のためブエノスアイレスを訪問中の河野太郎外務大臣は,ボリス・ジョンソン英外務・英連邦大臣(The Rt. Hon. Boris Johnson MP, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)と日英外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 二国間関係
河野大臣から,昨年8月のメイ首相訪日時に両首脳間で一致したとおり,両国関係を「次の段階」に引き上げるため,昨年12月の「2+2」の成果を踏まえ,特にインド太平洋地域における協力を強化したい旨述べました。これに対し,ジョンソン大臣から,昨年12月に行われた「2+2」では大変有意義な議論ができた,日英間の協力関係を更に強化したい旨述べました。
2 イラン
両大臣は,イラン核合意に関し意見交換を行い,地域情勢の安定化のために引き続き緊密に協力していくことを確認しました。
3 北朝鮮
河野大臣から,北朝鮮による大量破壊兵器及び弾道ミサイルの廃棄を含め我が国の基本的な立場を説明し,両大臣は,国際社会による圧力を維持し,両国で引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
4 地域情勢
両大臣は,ミャンマー情勢等についても意見交換し,日英で協力していくことで一致しました。