フランス共和国
岩屋外務大臣のモイジ・モンテーニュ研究所特別顧問との懇談並びにパリ国際大学都市日本館、パリ日本文化会館及びギメ東洋美術館訪問
令和7年5月3日



現地時間5月3日、フランス共和国を訪問中の岩屋毅外務大臣は、ドミニク・モイジ・モンテーニュ研究所特別顧問と意見交換を行うとともに、岩屋知子外務大臣夫人とともにパリ国際大学都市日本館、パリ日本文化会館及びギメ東洋美術館を訪問し、懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 岩屋大臣は、現地時間午後2時50分から約1時間、モイジ・モンテーニュ研究所特別顧問と、ウクライナ情勢や欧州の安全保障、米国の関税措置が世界経済や多角的な自由貿易体制に与える影響等について意見交換を行いました。
- また、岩屋大臣及び同大臣夫人は、現地時間午前10時40分から約25分間、パリ国際大学都市日本館を、日本の外務大臣として初めて訪問しました。同館の、留学生交流及び日本文化発信拠点としての意義や今後の活動の展望等について、同館関係者等から説明を受けました。その後、現地時間午前11時20分から約35分間、パリ日本文化会館を訪問し、2027年(令和9年)のパリ日本文化会館30周年に向け、同館における官民連携による文化発信事業の成果やフランスにおける日本文化の浸透度、文化交流が日仏関係強化に果たす役割、今後の事業の展望等について、同館館長と意見交換を行いました。
- 岩屋大臣及び同大臣夫人は、現地時間午後4時から約50分間、ギメ東洋美術館を訪問し、館長との意見交換を行いました。同美術館では、岩屋大臣から、同館が長年フランスにおける日本美術普及に果たしてきた役割に敬意を表するとともに、本年11月に開催予定の漫画展に対する高い期待を表明し、日本文化の更なる発信につき意見交換を行いました。
- 2028年(令和10年)には日仏友好170周年を迎えます。今後、日仏間では、文化周年事業を始めとする文化交流が活性化し、両国の友好関係が一層発展することで、文化を通じた日仏パートナーシップが更に強化されることが期待されます。