フランス共和国

第3回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」)

平成29年1月6日

英語版 (English)

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 1月6日,フランスを訪問中の岸田外務大臣及び稲田防衛大臣は,フランスのエロー外務・国際開発大臣及びル・ドリアン国防大臣との間で第3回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を実施したところ,概要以下のとおりです。会合は,午後6時20分から7時までの協議と午後7時15分から8時30分までのワーキング・ディナーの合計約2時間行われ,共同発表骨子(PDF)別ウィンドウで開く  /  日本語(PDF)別ウィンドウで開く  /  仏文(PDF)Open a New Window)が発出されました。

1 総論

(1)四大臣は,基本的価値を共有する「特別なパートナー」であり,国際社会の平和と安定に対する責任を共有する日仏両国が,アジア太平洋地域を含む国際的な安全保障課題に連携して対応していくとの強い決意を確認しました。

(2)四大臣は,法の支配に基づく国際秩序が挑戦を受ける中,海洋における法の支配の徹底を通じ,自由で開かれたインド太平洋を確保すべく,緊密に連携していくことで一致しました。

2 安全保障・防衛協力

(1)四大臣は,日仏物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉開始で一致しました。

(2)四大臣は,日仏防衛装備品・技術移転協定が昨年12月に発効したことを歓迎するとともに,その初めての協力案件として,機雷対処用水中無人航走体に関する協力を具体化していくことを確認しました。

(3)四大臣は,仏練習艦隊「ジャンヌ・ダルク」の訪日に際する共同訓練を始めとする共同訓練の推進や,海洋安全保障・テロ対策等に関するアジア及びアフリカ諸国の能力構築支援での連携等について協力を深めていくことで一致しました。

(4)四大臣は,宇宙状況把握(SSA)を始めとする宇宙分野での協力を具体化することへの期待を表明しました。また,核軍縮の取組において引き続き協力していくことを確認しました。

3 地域情勢

(1)日本側から,南シナ海,東シナ海,北朝鮮等の動向によりアジア太平洋地域の安全保障環境の厳しさが増していることを踏まえ,フランスの同地域における一層の積極的・建設的な対応への期待を表明しました。その上で,四大臣は,同地域の安全保障環境に関する懸念を共有し,法の支配の徹底に向けた取組を含め,緊密に連携していくことで一致しました。

(2)四大臣は,北朝鮮による核および弾道ミサイル計画の進展への重大な懸念を再確認するとともに、北朝鮮に対し拉致問題を直ちに解決するよう強く求めました。

(3)また,四大臣は,シリア,イラク,イラン,中東和平を含む中東情勢やロシア・ウクライナ情勢についても意見交換を行いました。