デンマーク王国

令和5年12月22日
テーブルに着き、意見交換を行う、上川大臣と在京北欧各国大使の様子
正面を向き、写真撮影に応じる、上川大臣と在京北欧各国大使の様子

 12月22日、上川陽子外務大臣は、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー及びアイスランドの北欧5か国大使との昼食会に参加したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ピーター・タクソ‐イェンセン駐日デンマーク大使(H.E. Mr. Peter TAKSØE-JENSEN, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Kingdom of Denmark)から、上川外務大臣の就任への祝意が表されるとともに、要人往来及び会談の増加に見られるとおり、日・北欧関係は着実に高まっており、引き続きこの関係を幅広く発展させていきたい旨の発言がありました。
  2. これに対し、上川大臣は、ちょうど就任100日が経ったタイミングでお会いできて嬉しいと述べつつ、外務大臣就任前から北欧諸国とは、北極・海洋、女性・平和・安全保障(WPS)などで協力してきた旨述べた上で、基本的価値と原則を共有する重要なパートナーである北欧諸国との関係の強化は我が国にとって重要であり、今後も幅広い分野で関係を発展させたい旨述べました。
  3. その後、上川大臣は出席者との間で、北極やジェンダー平等、海洋といった分野における日・北欧協力についての議論のほか、中東和平やウクライナ情勢、東アジア情勢をはじめとする地域情勢やグローバルサウスとの連携について活発な議論を行い、引き続き協力を進めていくことを確認しました。さらに、上川大臣は、日本は、主要外交政策の一環として、WPSを力強く推進していく旨を述べ、引き続き、北欧諸国との間でWPSの推進において協力を深めていきたいとの意向を表明しました。

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