寄稿・インタビュー

ポリティケン紙(デンマーク)への岸外務副大臣寄稿

(2017年1月20日付)

「日本は協力を望んでいる」

平成29年1月27日

 本年,外交関係樹立150年周年を迎える日本とデンマークは,これまで,親密な関係を築きあげてきた。国際情勢が様々な挑戦を受け,不透明性を増している状況下において,自由,民主主義,人権,法の支配といった基本的価値を共有する,デンマークを始めとする欧州諸国と日本の協力が,平和と安定のためにますます重要となっている。

 デンマークは,海洋貿易立国である点でも我が国と共通している。現在,東及び南シナ海において,法の支配に基づく国際秩序が,力による現状変更の試みという挑戦にさらされている中,日本は,海洋における法の支配を維持し,国際社会の繁栄を確保すべく,デンマークと連携していきたいと考えている。

 このことは,自由貿易の推進とも深く関わっている。現在,保護主義への懸念が世界で高まっている。それ故,日本は,デンマークを含むEUと協力し,自由貿易を推進すべく,その範を示したいと考えている。デンマークは,日・EU経済連携協定の可能な限り早期の合意のため,日本を支援することが出来る。

 本年の外交関係樹立150周年にあたり,2014年の両国の戦略的パートナーシップ合意に基づいて,再生可能エネルギー,医薬品,食品を含むイノベーションの推進や,女性の活躍の分野といった幅広い分野で両国間の協力を強化していきたい。


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