ベルギー王国
武藤外務副大臣の「日本・ベルギー友好150周年」開幕式への出席
平成27年12月17日


アハテン・ベルギー外務次官
12月15日18時00分から18時40分まで,東京の在日ベルギー大使館において,「日本・ベルギー友好150周年」の開幕式が開催され,外務省より武藤容治外務副大臣が出席し,冒頭で挨拶を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 開幕式では,武藤副大臣の他,ベルギー外務省を代表して来日したディルク・アハテン・ベルギー外務次官の他,柿沢未途・日本ベルギー友好議員連盟幹事長,横田淳・日本・ベルギー協会副会長,ファブリス・ティロ・ベルギー・ルクセンブルク商工会議所会長が挨拶を行いました。
- 武藤副大臣は,挨拶の中で以下の点に言及しました。
(1)アハテン次官の訪日を歓迎し,また今回の開幕式を開催した,スレーワーゲン駐日ベルギー大使を始めとする在日ベルギー大使館に御礼を述べました。
(2)日本・ベルギー関係について,武藤副大臣は,150年前の1866年に日本・ベルギー修好通商航海条約が締結されて以来,両国は非常に良好な関係を保っており,その交流は皇室および王室の関係から,政府間および民間まで,あらゆるレベルにおいて活発である旨を述べました。特に,「日本・ベルギー友好150周年」の日本側名誉総裁に天皇陛下,ベルギー側にフィリップ国王陛下が御就任されたことは,二国間の親密な関係を象徴している旨,言及しました。
(3)さらに,武藤副大臣は,皇族・王室の深遠な交流に加え,近年では政府ハイレベルでの交流として2014年5月に安倍総理がベルギーを訪問し,本年5月にはミシェル首相が訪日されたことを紹介し,これからの1年間,日本外務省としても両国の友好150周年を盛大に祝い,二国関係を発展させていきたい旨,表明しました。
(4)最後に,武藤副大臣は,日本・ベルギー友好150周年では,両国において多くの文化事業が開催される予定であり,今秋から待望の成田―ブリュッセル直行便が始まったこともあり,多くの人々が互いの国を訪れ,二国間の絆がさらに深まることを祈念しました。 - なお,「日本・ベルギー友好150周年」では,来年末まで多くの文化行事等が行われ,日本・ベルギー友好関係を促進することが期待されます。