セルビア共和国

令和7年9月16日
握手をする石破総理大臣とブチッチ・セルビア大統領 (写真提供:内閣広報室)
石破総理大臣とブチッチ・セルビア大統領との会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 9月16日、午後2時40分から約50分間、石破茂内閣総理大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデー行事に参加するために訪日中のアレクサンダル・ブチッチ・セルビア共和国大統領(H.E. Mr. Aleksandar VUČIĆ, President of the Republic of Serbia)と会談したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、大阪・関西万博の機会を捉えた初訪日を心から歓迎するとともに、国際情勢が厳しさを増す中、西バルカン地域の要であるセルビアとの連携を強化していきたい旨述べました。また、日・セルビア投資協定に実質合意できたことは喜ばしく、30以上の日系企業拠点が置かれているセルビアとの経済協力が更に活発になることを期待する旨述べました。
  2. これに対し、ブチッチ大統領から、日本が国際社会の諸課題に取り組むにあたって果たしてきた責任ある真摯な役割を賞賛するとともに、今後も様々な分野での協力を強化していきたい旨発言がありました。
  3. 両者は、経済関係を始め二国間の連携を強化するため、対話を継続していくことで一致しました。
  4. また、両者は、ウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応といった国際社会の諸課題に関し意見交換を行い、両国が引き続き緊密に対話を行っていくことを確認しました。

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