欧州連合(EU)
日・EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)第5回合同委員会の開催
令和6年12月19日
12月18日、ブリュッセルにおいて、日・EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)に基づく合同委員会の第5回会合が開催され、北川克郎外務省欧州局長及びニクラス・クヴァンストローム欧州対外活動庁(EEAS)アジア太平洋総局長(Mr. Niclas Kvarnström, Managing Director for Asia and the Pacific, European External Action Service)が共同議長を務めました。
11月1日に東京で開催された第1回日EU外相戦略対話の後開催された今回の合同委員会は、日本とEUの強固でダイナミックなパートナーシップとますます厳しさを増す地政学的状況の中、より緊密な協力を継続することを再確認する機会となりました。
日・EU双方は、デジタルパートナーシップ、グリーンアライアンス、持続可能な連結性及び質の高いインフラに関する日EUパートナーシップ、安全保障・防衛パートナーシップに焦点を当てつつ、現在の戦略的パートナーシップ協定の履行状況を確認し、産業・ビジネス、運輸、研究、宇宙、教育、労働といった分野別協力についても協議が行われました。
更に、この機会に、日・EUは双方が関心を有する地域情勢についても、意見交換を行いました。
日・EU双方は、2025年に東京で開催予定の第30回日EU定期首脳協議を念頭に、更に戦略的パートナーシップを強化することで一致しました。