欧州連合(EU)

令和6年9月23日
フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長と握手する岸田総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長と話す岸田総理大臣 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間9月23日午前11時45分(日本時間24日午前0時45分)から約60分間、国連総会出席のためニューヨークを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長(H.E. Dr. Ursulavon der Leyen, President of the European Commission)とワーキング・ランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長より石川県の大雨による被害に対するお見舞い及びお亡くなりになった方へのお悔やみがありました。
    これに対し、岸田総理大臣より温かい言葉に対する感謝を述べました。
  2. 岸田総理大臣から、ウァズラとは、日EU定期首脳協議やG7サミット等の会談を重ね、これまでになく強固な日EU関係を築くことができた旨述べるとともに、次期欧州委員会委員長として欧州議会で承認されたことに改めて祝意を表しました。更に、次期欧州委員会政治指針で、インド太平洋は世界の将来にとって重要な地域であり、この地域のパートナーへの関与を深めると明記されたことは心強い旨述べました。それに続いて、同委員長より岸田総理大臣は最高のカウンターパートであったとしつつ日EU及びマルチの文脈におけるこれまでの貢献に謝意が表されました。
  3. 両首脳は、日EU関係のほか、インド太平洋、ウクライナ、中東等の地域情勢につき意見交換しました。フォン・デア・ライエン委員長より、日本のウクライナ支援に高い評価が示されました。
  4. 最後に、フォン・デア・ライエン委員長より、岸田政権の下で日EU関係が大きく発展したことへの感謝が改めて示され、両首脳は、これを基礎としつつ、引き続き日EU関係を強化していくことで一致しました。

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