欧州連合(EU)
日・EU外相会談
令和8年7月7日
現地時間7月7日午後2時25分(日本時間同日午後8時25分)から約35分間、NATO首脳会合関連行事等に出席するため、トルコのアンカラを訪問中の茂木敏充外務大臣は、カヤ・カッラス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表と会談を行いました。
- 冒頭、茂木大臣から、ウクライナにおける露朝軍事協力に見られるように、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であり、イランやウクライナをめぐる情勢の緊迫化が続き、地域を越えた対応が一層求められる中、価値観を共有する日・EU間での協力を着実に進めていきたい旨述べました。
- これに対し、カッラス上級代表から、3月の外相戦略対話に続き会談を実施でき嬉しい、日EU関係は力強い状態にあり、先月にはフォン・デア・ライエン欧州委員会委員長と高市総理がG7エビアン・サミットの機会に会談を実施した、日・EU間の連携を一層深化させたいとの発言がありました。
- 茂木大臣から、EUの産業加速化法案や鉄鋼措置への懸念を伝達しました。これに対し、カッラス上級代表から、中国の過剰生産が問題の根源であり、引き続き調整していきたい旨発言があり、日EU間で協議を続けることとしました。
また、茂木大臣から日本が本年5月に発表した、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」について説明し、引き続きEUと連携したい旨述べたのに対し、カッラス上級代表からも、EUと我が国を始めとするインド太平洋諸国との連携強化を図りたい旨の発言がありました。 - また、両外相は、ウクライナ情勢、ホルムズ海峡の追加的費用のない自由で安全な航行の重要性を含む中東情勢、中国の問題や核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
