欧州連合(EU)

令和2年10月6日

 10月6日午後6時10分から約20分間、菅義偉内閣総理大臣は、ウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長(H.E.Dr. Ursula von der Leyen, President of the European Commission)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、EUは日本にとって基本的価値を共有する重要なパートナーであり、日EU経済連携協定(EPA)及び戦略的パートナーシップ協定(SPA)により日EU関係はこれまでになく強固である旨述べました。これに対し、フォン・デア・ライエン委員長は、総理大臣就任への祝意を述べるとともに、日EU関係の更なる進展に向けて、今後共に取り組みたい旨述べました。
  2. 両首脳は、国際社会全体の安定と繁栄のため、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、東アジアを含む国際情勢について緊密に連携していくことを確認するとともに、拉致問題を含む北朝鮮への対応においても協力していくことで一致しました。
  3. また、両首脳は、ワクチンの開発・普及を含む新型コロナウイルス対策、デジタル、環境・気候変動等において、日本とEUが協力して主導的役割を果たしていくことで一致しました。

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