欧州連合(EU)

平成27年6月16日

5月28日,安倍昭恵総理夫人は,マウゴジャータ・トゥスク欧州理事会議長夫人(前ポーランド首相夫人)との懇談を行いました。

 冒頭,安倍総理夫人から,冒頭ポーランド語で挨拶を行いながら,25年6月のポーランド訪問以来の再会の喜びを伝え,懇談は終始和やかな雰囲気の中で行われました。トゥスク夫人より,ポーランドにおける日本語教育や日本文化への関心の高さについて紹介があり,安倍総理夫人からは,自身も含めた日ポーランド間の交流についての取組を紹介しました。その他,ポーランド首相夫人から欧州理事会議長夫人への立場が変わったことに伴う役割の変化や,今後,G7首脳会合の場を通じて,夫人同士の関係を強化していくことの大切さについて意見交換を行いました。

 続いて,安倍総理夫人は,ドナルド・トゥスク欧州理事会議長,マウゴジャータ同夫人とともに,東京国立近代美術館フィルムセンターに於いて開催されている「EUフィルムデーズ2015」のオープニングレセプションに出席しました。「EUフィルムデーズ2015」は,日本とEUの市民交流の促進を目的として,EU加盟国大使館・文化機関が提供する各国の作品を上映する映画祭です。

 トゥスク議長による冒頭挨拶では,映画を通じた交流促進や,映画界を含めた女性の役割や活躍機会の強化の重要性について述べられるとともに,女性が活躍する社会を創る上で安倍総理夫人が行っている取組に対し,敬意が表されました。続いて,安倍総理夫人より,映画には,言葉と文化,時代と地理的距離を超えて,人と人をつなぎ,互いの理解を深め,友情を育む力があることを述べるとともに,同「EUフィルムデーズ2015」を通じて,日本の人々が、EUの多様な文化を感じつつ,そこに根付く日本と共通の価値や美意識を発見することにより,日本とEUの相互理解や交流強化につながってほしいとの願いを伝えました。加茂川幸夫東京国立近代美術館長による乾杯挨拶の後,安倍総理夫人を交えて,自らの体験を踏まえてうつ病と戦う人々の物語を描くラトビアのスィグネ・バウマネ監督をはじめ,日欧の映画関係者やEU加盟国の在京大使等との間で交流が行われました。


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