欧州連合(EU)

令和4年11月4日
会談を前に、EUのボレル上級代表と記念撮影を行う林外務大臣
ボレルEU上級代表と懇談を行っている林外務大臣の様子

 現地時間11月4日午前9時10分(日本時間同日午後5時10分)から約20分間、G7外相会合出席のためドイツ・ミュンスターを訪問中の林芳正外務大臣は、ジョセップ・ボレル・フォンテジェス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長(H.E. Mr. Josep Borrell Fontelles, High Representative of the European Union for Foreign Affairs and Security Policy, Vice-President of the European Commission)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、国際社会が歴史的な転換期を迎える中、G7や同志国が緊密に連携し、ロシアによるウクライナ侵略をはじめとする様々な課題に取り組んでいることは喜ばしい旨、また、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くため、基本的価値を共有するEUと引き続き緊密に協力していきたい旨述べました。
     ボレル上級代表からは、EUにとってウクライナへの対応は最重要事項である旨述べ、双方は、制裁、ウクライナ復興支援等において、引き続きG7として国際社会と連携して対応していくことで一致しました。
  2. 両者は、ロシア・ウクライナ情勢に加えて、東アジアを含む幅広い地域情勢について意見交換を行い、3日のICBM級弾道ミサイルの可能性がある弾道ミサイル発射を含め、一連の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等においても、引き続き連携していくことを確認しました。

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