トルクメニスタン
日・トルクメニスタン首脳会談及びワーキング・ランチ
令和7年4月15日



4月15日、午後0時45分から約40分間、石破茂内閣総理大臣は、大阪・関西万博賓客として訪日中のセルダル・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領(H.E. Mr. Serdar BERDIMUHAMEDOV, President of Turkmenistan)と日・トルクメニスタン首脳会談を行いました。両首脳は、会談の冒頭で、日・トルクメニスタン共同プレスリリースを発表しました。
また、会談に続いて、午後1時30分から約60分間、石破総理大臣主催ワーキング・ランチが催されました。
これらの行事の概要は以下のとおりです。
1 冒頭
- 石破総理大臣から、ベルディムハメドフ大統領の来日を歓迎し、トルクメニスタンが4月14日に大阪・関西万博最初のナショナルデーを迎えたことを歓迎するとともに、友好と 相互信頼に基づく互恵的なパートナーであるトルクメニスタンとの両国関係の深化に向けて、緊密に連携していきたい旨述べました。
- これに対し、ベルディムハメドフ大統領は、今般の訪日に係る温かい歓迎に感謝するとともに、両国の関係を一層強化していきたい旨述べました。
2 二国間関係
- 石破総理大臣から、「中央アジア+日本」対話を通じた協力を含め、日・トルクメニスタン間で多様な分野で協力が進展していることを歓迎しました。その上で、豊富な天然資源を有するトルクメニスタンのエネルギー移行の実現に向け、GTG(Gas To Gasoline)2やキヤンリ・アンモニア・尿素プラント等の推進を通じて日本の技術力を活用して経済関係を一層強化したい旨述べました。
- これに対し、ベルディムハメドフ大統領は、両国の政治、経済、文化などあらゆる分野での協力を強化したい旨述べました。
3 国際場裡における協力
両首脳は、国際法や国連憲章の諸原則の重要性を確認するとともに、国連改革を含め、国際場裡においても緊密に連携していくことを確認しました。
4 地域情勢
両首脳は、ウクライナ、中央アジア、東アジア等を含む国際情勢について議論しました。