トルクメニスタン

令和3年5月13日

5月13日、午後4時から約20分間、菅義偉内閣総理大臣は、グルバングルィ・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領(H.E. Mr. Gurbanguly BERDIMUHAMEDOV, President of Turkmenistan)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1.  菅総理大臣から、冒頭、ベルディムハメドフ大統領御尊父の逝去につきお悔やみを述べました。また、日本は「質の高いインフラ」を特に重視しているとして、トルクメニスタンにおいて日本企業が参画する多くの大型案件が実現されていることを歓迎しました。ベルディムハメドフ大統領から、両国間の経済分野での協力への高い評価と期待が表明されました。
  2.  菅総理大臣から、来年、両国の外交関係開設30周年を迎えることに言及するとともに、「中央アジア+日本」対話を通じて中央アジアの「開かれ、安定し、自立した」発展を引き続き支援していく旨述べ、両首脳は今後とも協力関係を発展させていくことで一致しました。
  3.  中国に関し、菅総理大臣から、海警法を含む東シナ海・南シナ海における一方的な現状変更の試みや香港情勢及び新疆ウイグル自治区の人権状況について深刻な懸念を表明し、また、拉致問題を含む北朝鮮への対応についての協力を求めました。ベルディムハメドフ大統領は、引き続き国際場裏での協力を行っていきたいと述べました。

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