「中央アジア+日本」対話
「中央アジア+日本」対話・第14回高級実務者会合(結果)
令和3年6月16日
- 本16日、「中央アジア+日本」対話・第14回高級実務者会合(SOM)がオンラインで開催され、日本側から、德田修一中央アジア担当外務省特別代表・大使(欧州局参事官)が、中央アジア側から、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン及びトルクメニスタン5か国の外務次官がそれぞれ出席しました。
- 今回のSOMでは、昨年8月の「中央アジア+日本」対話・外相テレビ会合以降の協力として、日本と中央アジア5か国との間で行われた感染症対策に関する医療専門家会議(MEJ主催)、経済交流促進のためのバーチャルEXPO(ROTOBO主催)、「中央アジア+日本」対話・第6回専門家会合(クリーンエネルギー)等における成果を確認しました。また、貿易経済、運輸・連結性・インフラ、観光、農業といった分野に加え、新型コロナウィルス感染拡大を受けた保健医療分野、地域の安全保障といった分野での協力の可能性についても意見交換を行いました。
- 各国代表は、日本で開催予定の次回外相会合において議論すべき事項や今後の方向性についても意見交換を行い、同外相会合に向けた準備作業を進めることで一致しました。
- (1)2004年8月、日本と中央アジア諸国の対話・協力の枠組みとして「中央アジア+日本」対話が発足。日本は、中央アジアが、開かれ安定した地域として発展していくために、域内国が共通の課題に共同で対処することが不可欠であるとの考えから、同対話を通じて中央アジアの地域協力を後押ししてきた。
- (2)同対話の枠組みでこれまでに外相会合を対面式で7回とテレビ形式で1回、高級実務者会合(SOM)を14回、知的対話(東京対話)を11回、専門家会合を6回開催。
ウズベキスタン:フルカット・シディーコフ外務次官
カザフスタン:マラット・スィズディコフ外務次官
キルギス:アジズベク・マドマロフ外務次官
タジキスタン:フスラフ・ノジリ外務第一次官
トルクメニスタン:ゼパ・ハジエフ外務次官