カザフスタン共和国

平成27年12月21日
  1. 12月17日、WTO第10回閣僚会議(MC10)への出席のためナイロビを訪問中の山田美樹外務大臣政務官は、カザフスタン共和国アイジャノバ経済統合問題担当大臣と会談を行いました。
  2. 山田政務官から、カザフスタンが正式に162番目のWTO加盟国としてMC10に参加したことに祝意を伝えるとともに、加盟交渉をまとめ上げたアイジャノバ大臣の尽力に敬意を表しました。さらに、本年10月の安倍総理のカザフスタン訪問時に両首脳間で合意した事項を着実に実行していきたい、また、10月に発効した日カザフスタン投資協定が、WTO加盟と合わせ、カザフスタンの投資環境の改善につながることを期待する旨述べました。
  3. これに対し、アイジャノバ大臣から、WTO加盟に際しての日本からの協力に謝意が示されるとともに、カザフスタンのWTO加盟及び日カザフスタン投資協定の発効により、カザフスタンとの貿易や投資のための法的枠組みや制度が整った旨述べ、「今後はこれらの枠組みを具体的に活用し、実際のビジネスにつなげていきたい」との発言がありました。その上で、カザフスタンでは民営化政策を進めており、様々な日本企業と具体的に連携していきたい旨の発言がありました。
  4. また、アイジャノバ大臣から、2017年にカザフスタンで開催予定のアスタナ万博への協力要請がありました。

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