キルギス共和国
安倍総理大臣とジェエンベコフ・キルギス共和国大統領との会談
令和元年10月23日

キルギス共和国大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)

キルギス共和国大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)
本23日,午後1時00分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のソオロンバイ・ジェエンベコフ・キルギス共和国大統領(H.E. Mr. Sooronbai ZHEENBEKOV, President of the Kyrgyz Republic)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
安倍総理大臣から,ジェエンベコフ大統領の訪日を歓迎した上で,「2015年の私の貴国訪問以降,議員間交流,経済,文化等幅広い分野で両国関係が進展しており,ジェエンベコフ大統領と協力し,更に緊密な関係を築いていきたい」旨述べました。
これに対し,ジェエンベコフ大統領から,即位の礼の成功に祝意が述べられました。
2 二国間関係
安倍総理大臣から,民主主義等の「普遍的価値を共有するキルギスとの関係を重視しており,引き続き貴国の民主化と経済開発を支援していく」,日本として,「国際スタンダードに合致した質の高いインフラ」や,「キルギスの発展を担う人材の育成を重視している」旨述べました。
これに対し,ジェエンベコフ大統領から,JICAのすばらしい活動をはじめとする日本の長年の支援に感謝する,2015年の安倍総理のキルギス訪問から両国関係は大きく進展している旨述べました。
3 経済・ビジネス交流
安倍総理大臣から,「両国間の経済・ビジネス交流の活性化に向け,投資協定の交渉も加速させたい」旨述べました。
ジェエンベコフ大統領から,ビジネス面では日本企業のキルギスへの参入も始まっている旨言及があるとともに,中小企業を重視して協力を発展させたい旨期待が表明されました。
4 国際情勢
安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。