ウクライナ

令和7年5月10日

 5月10日、石破茂内閣総理大臣は、英国・フランス政府の主催で同日開催された「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に際し、書面メッセージを発出したところ、同総理メッセージの概要は以下のとおりです。

  • 「 1 ウクライナは率先して全面停戦の提案に応じており、戦闘終結に向けた各国による外交努力が精力的に行われている。しかしロシアによる攻撃は引き続き継続し未だ停戦には至っていない状況であり、我が国は、全面停戦、そして、公正かつ永続的な平和実現に向けた、ロシアによる前向きな対応を強く求める。
  •  2 ウクライナにおける和平のあり方は、欧州のみならず、インド太平洋を含む世界の安全保障に影響を及ぼしうることを念頭に置いた上で、国際秩序全体の問題として取り組まなければならない。そのためにも、米国をはじめとした各国の関与も引き続き得た上で、国際社会で結束して取り組む必要がある。
  •  3 こうした問題意識の下、我が国として、引き続き、中長期的視点に立った官民一体の復旧・復興支援等も通じて、ウクライナの経済社会面の強靭化に貢献していく。
  •  4 本日の会合が、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和という最終的な目標実現に資する更なる一歩となることを強く期待している。」

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