ウクライナ

令和7年3月15日

 3月15日、石破茂内閣総理大臣は、英国政府の主催で同日開催された「ウクライナに関する首脳会合」(オンライン形式)に際し、書面メッセージを発出したところ、同総理メッセージの概要は以下のとおりです。

  1. ウクライナに公正かつ永続的な平和を実現させるべく、現在、欧州、米国を含む各国による外交努力が懸命に行われており、我が国としてその取り組みを歓迎する。そのような外交努力の一つとして開催されたこの会合は時宜を得たもの。
  2. ロシアによるウクライナ侵略のような、力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ決して容認できない。我が国は、こうした危機感の下、これまでも欧州と緊密に連携して取り組んできた。
  3. ウクライナにおける平和のあり方が、欧州のみならず、インド太平洋を含む世界の安全保障に影響を与え得るということを、我々は念頭に置く必要がある。誤った教訓が導き出される状況とならないように対応しなくてはならない。米国の関与も引き続き必要。
  4. 我が国として、ウクライナの経済社会面の強靭化に取り組む。そのために、中長期的視点に立った官民一体の復旧・復興支援も引き続き推進していく。
  5. 本日の会合が、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和実現のためのさらなるステップとなることを強く期待している。

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