ウクライナ

令和6年11月16日

 現地時間11月16日午後7時15分(日本時間17日午前2時15分)頃から約1時間10分間、ウクライナ訪問中の岩屋毅外務大臣は、ユリア・スヴィリデンコ・ウクライナ第一副首相兼経済相(H.E. Ms. Yuliia SVYRYDENKO, First Deputy Prime Minister -Minister of Economy of Ukraine)、イーホル・クリメンコ・ウクライナ内務大臣(H.E. Mr.Ihor Klymenko, Minister of Internal Affairs of Ukraine)及びウクライナにおける地雷対策関係者との間で、ウクライナの地雷対策における課題や来年日本がホストするウクライナ地雷対策会議等について、夕食を取りつつ意見交換しました。

  1. 岩屋大臣から、ロシアによるウクライナ侵略によりウクライナが世界で最も地雷が埋設された国の一つとなったことを憂慮している、ウクライナの復旧・復興のため地雷に関する支援を引き続き実施していく旨述べました。
  2. スヴィリデンコ第一副首相からは、これまでの日本のウクライナ支援への謝意が示されるとともに、日本との更なる協力に対する期待が表明されました。
  3. その上で、来年秋に日本が主催するウクライナ地雷対策会議に向けて、出席者との間で活発な意見交換が行われ、両国が同会議の実施に向けて緊密に連携していくことで一致しました。
(参考)ウクライナ地雷対策会議

 ウクライナ地雷対策会議は、地雷対策支援を通じたウクライナの復旧・復興等について議論するための国際会議。昨年クロアチアで開催された「ウクライナにおける人道的地雷除去支援ドナー会合」をスイスが引き継ぎ、本年10月に同国にて「ウクライナ地雷対策会議」が開催。日本は、本年6月のG7プーリア・サミットの機会に、来年同会議をホストする旨発表。


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