ウクライナ

平成29年3月2日

 本2日,午後4時40分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,アンドリー・パルビー・ウクライナ最高会議(国会)議長 (H.E. Mr. Andriy PARUBIY, Chairperson of Verkhovna Rada (Parliament) of Ukraine)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理大臣から,日・ウクライナ外交関係樹立25周年の記念すべき本年にパルビー最高会議議長をお迎えでき喜ばしい旨述べた上で,ミンスク合意の完全履行の重要性を指摘し,ウクライナの安定と平和のためには改革の加速が極めて重要である,改革の早期実現に向け,最高会議を力強くリードしてほしい旨述べました。

2 これに対し,パルビー最高会議議長から,これまでの日本からの支援に謝意を表明するとともに,ミンスク合意の完全履行の重要性に同意する,ウクライナとして改革を全力で進めているところである旨の説明がありました。また,国際社会において多くの安全保障上の脅威がある中で,日本が進める安全保障面の貢献への取組に強い賛意が示されました。

3 両者は東アジア情勢や国際場裡における協力についても意見交換するとともに,両国間で今後一層連携を強化していくことで一致しました。


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