スロバキア共和国
河野外務大臣とライチャーク・スロバキア共和国外務・欧州問題大臣との会談


現地時間2月16日午後0時10分(日本時間16日午後8時10分)過ぎから約30分間,第55回ミュンヘン安全保障会議に出席するためミュンヘンを訪問中の河野太郎外務大臣は,ミロスラフ・ライチャーク・スロバキア共和国外務・欧州問題大臣 (H.E. Dr. Miroslav LAJČÁK, Minister of Foreign and European Affairs of the Slovak Republic) と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,約1年ぶりに再会できて嬉しい,2020年の日・スロバキア交流100周年を機に,両国の交流をより一層促進すべく,ライチャーク大臣と連携していきたい旨述べました。これに対し,ライチャーク大臣は,日スロバキア間の長年の友好関係を評価しつつ,政治レベル及び事務レベルの双方において二国間の関係を更に発展させていきたい旨述べました。
2 河野大臣は,日本とスロバキアの経済関係の進展に言及し,日EU・EPAを通じて二国間関係が更に発展することへの期待を述べました。これに対し,ライチャーク大臣から,日本からの投資に対する歓迎の意が表明されました。
3 また,両大臣は,「V4+日本」(注)の枠組みを通じた協力や,本年スロバキアが議長国を務めるOSCEにおける協力等について意見交換を行いました。
4 さらに,両大臣は,北朝鮮情勢を始めとする国際情勢,安保理改革に向けた協力等について,幅広く意見交換を行いました。
(注)V4:チェコ,ハンガリー,ポーランド及びスロバキアによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳,外相,高級実務レベルの対話に加えて,科学技術,第三国支援,防災,環境,などの幅広い分野で「V4+日本」の協力が進められている。2018年7月より1年間スロバキアが議長国。