セルビア共和国
日・セルビア首脳会談
令和4年9月28日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
9月28日、午後3時35分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列のため訪日中のアナ・ブルナビッチ・セルビア共和国首相(H.E. Ms. Ana BRNABIC, Prime Minister of the Republic of Serbia)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、故安倍晋三国葬儀への参列に謝意を述べるとともに、ブルナビッチ首相の再任に祝意を表しました。また、本年は、両国の友好140周年であり、二国間関係が更に強固なものとなるよう協力を深めたい旨述べました。これに対してブルナビッチ首相から、安倍元総理大臣はセルビアの真の友人であり、2018年には、日本の総理大臣として31年ぶりにセルビアを訪問する等、日・セルビア関係の緊密化に大いに貢献した旨言及があり、安倍元総理大臣から引き継いだ外交的な遺産を、岸田総理大臣との間で更に発展させていきたい旨述べました。
- 岸田総理大臣から、ロシアによるウクライナ侵略を受け、国際秩序の根幹が脅かされている中、国際社会の結束した対応が重要である旨を強調するとともに、セルビアの国連場裡やウクライナ避難民支援の文脈でのウクライナ支援の取組を評価しており、連携して対応したい旨述べました。これに対して、ブルナビッチ首相より、国際秩序の根幹が脅かされている中、国際社会の結束の重要性を認識しており、日本とも連携したい旨表明がありました。
- これに対し、岸田総理大臣から、セルビアの様々な取組を評価しつつ、今後とも連携していくことを期待する旨表明しました。