ポーランド共和国
宇都外務副大臣とヤブウォンスキ・ポーランド外務次官とのテレビ会談
令和2年12月4日
12月3日午後7時から約50分間、宇都隆史外務副大臣は、ヤブウォンスキ・ポーランド外務次官(Mr. Paweł JABŁOŃSKI, Undersecretary of State, Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Poland)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、宇都副大臣から、日本は、中・東欧の大国であり、堅調な経済成長によりEU内での存在感を高めているポーランドを重視しており、昨年の日・ポーランド国交樹立100周年に続き、本年1月のモラヴィエツキ首相の訪日や2月のグロツキ上院議長訪日等、二国間関係強化の機運が高まっていることを歓迎する旨述べました。
- また、本年1月の首脳会談を踏まえ、戦略的パートナーシップ関係の深化やエネルギーやインフラ等幅広い分野での協力強化について引き続きフォローアップしていきたい旨述べました。
- これに対し、ヤブウォンスキ外務次官は、宇都副大臣の発言に同意するとともに、経済分野での二国間協力の進展を歓迎し、さらに協力を進めていきたい旨述べました。
- 両者は、新型コロナウイルス感染症に関する日欧双方の現状や現在ポーランドが議長国を務めるV4との協力等についても議論し、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
[参考]V4(ヴィシェグラード4)
ポーランド(現議長国)、ハンガリー、スロバキア及びチェコによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳、外相、高級事務レベルの対話に加えて、科学技術、第三国支援、防災、環境等の幅広い分野で「V4+日本」の協力が進められている。