ポーランド共和国
日・ポーランド首脳電話会談
令和4年3月2日
3月2日、午後7時20分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、マテウシュ・モラヴィエツキ・ポーランド共和国首相(H.E. Mr. Mateusz Morawiecki, Prime Minister of the Republic of Poland)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 岸田総理大臣から、これまでのポーランドの外交努力や避難民受入れといった貢献に敬意を表するとともに、ロシアによる侵略は、力による一方的な現状変更であるとして、ロシアを厳しく非難している旨述べました。これに対し、モラヴィエツキ首相から強い支持が示されました。
また、日本として、国際社会と連携して迅速に厳しい対ロシア制裁を打ち出してきていること、ベラルーシに対する制裁についても講じていくことを紹介し、モラヴィエツキ首相から日本が欧米と協調して制裁を実施していることに感謝の意が表されました。 - 岸田総理大臣から、ポーランドに避難してきた人々を含む、困難に直面するウクライナの人々を対象に、1億ドルの緊急人道支援を行う旨述べるとともに、ウクライナ国民との連帯を更に示すべく、ウクライナからポーランドを含む第三国に避難された方々の我が国への受入れも今後進めていく旨述べました。
- 岸田総理大臣から、2月28日、ポーランドに陸路で退避する邦人を保護・支援するため、ジェシュフに連絡事務所を設置したことに触れ、ウクライナ在留邦人の円滑な入国等について協力を要請したのに対し、モラヴィエツキ首相からは、できる限り協力していきたい旨述べました。