欧州
GUAM諸国の中小企業振興分野関係者等の訪日
平成30年2月5日
外務省は,1月28日(日曜日)から2月3日(土曜日)まで,平成29年度GUAM諸国(【参考1】参照)実務者招へいを実施しました。
- 本年度は「中小企業振興」をテーマとして,GUAM諸国の中小企業振興政策に携わる政府・民間関係者及びGUAM事務局関係者の合計9名が参加しました。
- 参加者は,我が国の中小企業振興に携わる行政機関や先進的な取り組みを行っている中小企業と意見交換を行うことで,中小企業振興政策に関して知見を深めることが出来ました。
- 1月29日(月曜日)に外務省で開催されたワークショップでは,参加者がGUAM各国の中小企業振興政策に関してプレゼンテーションを行い,その後日本の有識者との間で,日本の政策との比較や具体的な改善点につき議論を行いました。
- 今回の訪日で得られた知見や人脈を基に,参加者が各国で中小企業振興政策に引き続き取り組むとともに,日本とGUAM各国との経済交流が一層活発となり,「GUAM+日本」協力が強化されることが期待されます。
- 【参考1】「民主主義・経済発展のための機構 GUAM」
- 民主化の促進と市場経済による経済発展を共通の目標とする旧ソ連邦の4か国(ジョージア,ウクライナ,アゼルバイジャン,モルドバ)によって,1997年に創設された対話と協力のための地域フォーラム(機構名GUAMは加盟国名の頭文字をとったもの)。事務局はウクライナの首都キエフにある。
- 【参考2】「GUAM+日本」会合及び「GUAM+日本」ワークショップ
- 2007年6月,アゼルバイジャンの首都バクーにおける第2回GUAMサミットの際,初めてとなる「GUAM+日本」会合を実施。2015年12月には,第3回「GUAM+日本」外相級会合において,それまでの日・GUAM協力の成果を確認し今後の方針を定めた「協力プログラム」に署名。2007年以降毎年,エネルギー安全保障,医療,水管理,中小企業振興等様々なテーマの下でワークショップを開催してきている。