欧州
GUAM諸国の投資促進分野関係者等の訪日
平成31年3月27日
外務省は,3月17日(日曜日)から3月23日(土曜日)まで,平成30年度GUAM諸国(【参考1】参照)実務者招へいを実施しました。
- 本年度は「投資促進」をテーマとして,GUAM諸国の投資促進政策に携わる政府関係者及びGUAM事務局関係者の合計5名が参加しました。
- 参加者は,我が国の投資誘致に携わる機関や先進的な取り組みを進めている団体や企業等を視察し,意見交換を行うことで,投資誘致に関する知見を深めました。
- 3月20日(水曜日)には国連大学で外務省及び国連工業開発機構(UNIDO)東京事務所の共催で「GUAM+日本」投資促進セミナーを開催し,GUAM諸国参加者から各国の投資誘致政策に関してプレゼンテーションが行われました。また,パネルディスカッションにおいて,投資誘致に向けた課題について議論が交わされた他,セミナー後の懇談においては,日本側参加者との個別の意見交換が行われました。
- 今回の訪日で得られた知見や人脈を基に,参加者が各国で投資誘致政策に引き続き取り組むとともに,日本とGUAM各国との経済交流が一層活発となり,「GUAM+日本」協力が強化されることが期待されます。
【参考1】「民主主義・経済発展のための機構-GUAM」
民主化の促進と市場経済による経済発展を共通の目標とする旧ソ連邦の4か国(ジョージア,ウクライナ,アゼルバイジャン,モルドバ)によって,1997年に創設された対話と協力のための地域フォーラム(機構名GUAMは加盟国名の頭文字をとったもの)。事務局はウクライナの首都キエフにある。
【参考2】「GUAM+日本」会合及び「GUAM+日本」ワークショップ
2007年6月,アゼルバイジャンの首都バクーにおける第2回GUAMサミットの際,初めてとなる「GUAM+日本」会合を実施。2015年12月には,第3回「GUAM+日本」外相級会合において,それまでの日・GUAM協力の成果を確認し今後の方針を定めた「協力プログラム」に署名。2007年以降毎年,エネルギー安全保障,医療,水管理,中小企業振興等様々なテーマの下でワークショップを開催してきている。