外務副大臣・外務大臣政務官

平成26年8月12日
 牧野たかお外務大臣政務官は8月4日から9日の日程で,キプロス及びモルドバを訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 キプロス訪問

  • (写真1)
    カスリーディス外相との会談
  • (写真2)
    ブッテンハイムUNFICYP長官との会談
  • (写真3)
    国連キプロス平和維持隊視察
  • (1)8月4~6日,牧野たかお外務大臣政務官はキプロスを訪問し,以下の要人と会談しました。
    • イオアニス・カスリーディス外務大臣
    • アンドレアス・マヴロヤニスキプロス問題交渉官
    • アンドレアス・ネオクレウス駐リマソール日本国名誉総領事
    • リサ・ブッテンハイム国連キプロス平和維持隊(UNFICYP)長官
  • (2)キプロス政府要人との会談において,キプロス側から,外務大臣政務官訪問は日本のキプロスへの関心の表明であるとの感謝の言葉がありました。さらに,今後,観光,教育など様々な分野で日本との協力を進めていきたいとの希望・期待が示されました。
    これに対して牧野大臣政務官から,二国間関係の更なる緊密化及び国際場裡における協力促進に向けて引き続きキプロスと協力したい旨述べるとともに,キプロス問題が早期に解決されることを希望する旨表明しました。更に,積極的平和主義を含めた我が国の安全保障政策を説明しました。
  • (3)また,牧野大臣政務官は,国連キプロス平和維持隊(UNFICYP)が展開するグリーンライン(北キプロス地域との間の緩衝地帯)を視察した後に,ブッテンハイムUNFICYP長官とUNFICYPの活動概況などにつき意見交換を行いました。

2 モルドバ訪問

  • (写真4)
    ティモフティ大統領表敬
  • (写真5)
    レアンカ首相表敬
  • (写真6)
    経協草の根案件引渡式
  • (1)8月7日,牧野たかお外務大臣政務官はモルドバを訪問し,以下の要人と会談しました。
    • ニコラエ・ティモフティ大統領
    • イウリエ・レアンカ首相
    • ナタリア・ゲルマン副首相兼外務・欧州統合相
  • (2)それぞれの会談において,モルドバ側から,モルドバが6月に署名したEUとのDCFTAを含む連合協定に関する説明を述べるとともに,これまでの我が国からの経済協力に対する感謝の意が表された他,両国間の経済関係強化に向けた強い期待が示されました。
    これに対して,牧野大臣政務官からは,民主化・市場経済の強化を進めるモルドバの支援を引き続き行っていく述べました。
  • (3)また,牧野大臣政務官は,平成24年度対モルドバ草の根・人間の安全保障無償資金協力案件である「チミシリア地区における医療器材更新計画」引き渡し式典に出席しました。

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