「GUAM+日本」会合

平成27年3月31日
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 3月22日(日曜日)から30日(月曜日)まで,「民主主義・経済発展のための機構―GUAM」加盟各国の水管理に携わる政府関係者及びGUAM事務局関係者が我が国の招待により来日し,「GUAM+日本」水管理ワークショップが開催されました。

1 概要

  • (1)本ワークショップは,グルジア,ウクライナ,アゼルバイジャン,モルドバの4か国の水管理の向上を目的として開催されたものです。
  • (2)GUAM加盟国から各国の水管理政策・実務に携わる政府の専門家及びGUAM事務局コーディネーターの合計9名が訪日し,我が国の水管理にかかわる省庁,団体,企業といった関係諸機関と意見交換等を行いました。

2 評価

  • (1)参加者は,近年の我が国における水管理分野における取り組みに関する知見を得るとともに,GUAM域内の水管理政策をどのように追求していくかに関し,日本の経験を参考にすることができました。
  • (2)参加者は今後,本ワークショップで得られた経験をもとに,GUAM域内における水管理の強化を目指すことになっています。
  • (3)本ワークショップの開催は,今後の我が国のGUAM加盟各国との関係協力に向けた一歩となりました。
(注1)「民主主義・経済発展のための機構-GUAM」
民主化の促進と市場経済による経済発展を共通の目標とする旧ソ連邦の4か国(グルジア,ウクライナ,アゼルバイジャン,モルドバ)によって,1997年に創設された対話と協力のための地域フォーラム(機構名GUAMは加盟国名の頭文字をとったもの)。事務局はウクライナの首都キエフにある。
(注2)「GUAM+日本」会合及び「GUAM+日本」ワークショップ
2007年6月,アゼルバイジャンの首都バクーにおける第2回GUAMサミットの際,初めての「GUAM+日本」会合を実施。最近では,2011年12月には,第18回欧州安全保障協力機構(OSCE)外相理事会(ビリニュス)において第2回「GUAM+日本」外相級会合を開催し,日本とGUAMの協力方針について意見交換を行った。また,これまでに観光振興,エネルギー安全保障,医療等をテーマとするワークショップを毎年開催しており,今回の水管理ワークショップは8回目。

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