モンテネグロ
安倍総理大臣とジュカノビッチ・モンテネグロ大統領との会談

モンテネグロ大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本23日,午後4時30分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のミロ・ジュカノビッチ・モンテネグロ大統領(H.E. Mr. Milo Djukanović, President of Montenegro)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から西村明宏内閣官房副長官ほかが,モンテネグロ側から,ミラン・ローチェン大統領首席補佐官,タマラ・ブラーヨビッチ大統領補佐官ほかが同席しました。
1 冒頭
安倍総理大臣から,ジュカノビッチ大統領の訪日を歓迎した上で,「ジュカノビッチ大統領との,また日・モンテネグロ間で初となる首脳会談を行うことができて嬉しく思う,昨年11月のダルマノビッチ・モンテネグロ外相の訪日等,近年の二国間関係の発展を評価する」旨述べました。これに対し,ジュカノビッチ大統領から,「即位の礼に参列が叶うことは大変光栄である。素晴らしいおもてなしと今回の会談の機会に感謝する。」旨述べました。
2 二国間関係
安倍総理大臣から,台風19号による被害へのお見舞いへの謝辞を伝えるとともに,両者は,経済関係や交流の拡大に関して意見交換を行いました。特にジュカノビッチ大統領からは,これまでの日本の経済協力への謝意が示されるとともに,既に進出している日本企業の説明とともに,更なる日本企業進出への期待が示されました。
3 西バルカン情勢
両者は西バルカン情勢について意見交換し,安倍総理大臣から,「基本的価値の下で結束する欧州を支持し,『西バルカン協力イニシアティブ』の下,日本もモンテネグロを始めとする西バルカン諸国のEU加盟を支援していきたい」旨述べました。
ジュカノビッチ大統領から,「西バルカンの安定はモンテネグロにとり最重要である。日本の『西バルカン協力イニシアティブ』を高く評価しており,責任あるパートナーとしてこのイニシアティブにつき日本と協力していきたい。」旨述べました。