報道発表
日・モンテネグロ外相会談
平成30年11月1日



本1日,午後7時45分から約70分間,河野太郎外務大臣は,訪日中のスルジャン・ダルマノビッチ・モンテネグロ外務大臣(H.E. Dr.Srđan Darmanović, Minister of Foreign Affairs of Montenegro)と夕食を交えて会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
河野大臣から,ダルマノビッチ外務大臣の初訪日を歓迎するとともに,日本は,地域の安定の要であるモンテネグロとの関係を重視しており,本年1月に安倍総理大臣が発表した「西バルカン協力イニシアティブ」の下,両国の友好関係を発展させていきたい旨述べました。これに対し,ダルマノビッチ外務大臣から,自身の初訪日を契機として二国間関係を強化するための基盤をつくっていきたい旨発言がありました。
2 二国間関係
河野大臣から,政治,経済,文化,人的交流等の様々な分野で関係を強化していきたい旨述べました。また,政府間対話の活性化のため,今般,モンテネグロの外交・公用旅券所持者に対するビザ免除を決定した旨発表しました。
これに対し,ダルマノビッチ外務大臣から,日本の決定を歓迎する旨述べました。
3 地域情勢
両大臣は欧州情勢,特に西バルカン情勢について意見交換を行い,西バルカン地域協力でも連携していくことを確認しました。
また,中東情勢についても意見交換を行いました。
両大臣は軍縮,安保理改革について意見交換を行いました。