モルドバ共和国
中根副大臣とガルブル・モルドバ副首相兼外務欧州統合大臣との会談
平成29年12月8日

12月8日(現地時間同日),オーストリアのウィーンで開催されている第24回OSCE外相理事会に出席中の中根一幸外務副大臣は,アンドレイ・ガルブル・モルドバ共和国副首相兼外務・欧州統合大臣(H.E. Mr. Andrei GALBUR, Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs and European Integration of the Republic of Moldova)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 中根副大臣から,本年は日・モルドバ外交関係樹立25周年であり,経済面や文化面を中心とした両国の交流の活発化を歓迎し,より一層の関係強化を期待する旨述べました。 これに対し,ガルブル副首相から,この25年間,二国間関係は順調に発展してきている,この間の日本から受けた支援に感謝するとともに日本企業の投資を歓迎する旨述べました。
2 また,中根副大臣から,北朝鮮情勢,「自由で開かれたインド太平洋戦略」,法の支配等に関する日本の考え方を説明し,理解を求めました。
これに対し,ガルブル副首相から,北朝鮮については,日本の懸念を共有する,日本を全面的に支援する旨述べました。
双方は,国際機関における協力についても議論しました。
3 さらに,中根副大臣は,2018年1月1日から,モルドバの一般旅券所持者に対する査証緩和措置の導入を決定した旨伝達し,本緩和措置により,より多くのモルドバ国民が訪日することを期待する旨述べました。