コソボ共和国

令和6年7月19日
ヤヒヤガ元大統領とサイドテーブルを挟んで座る上川外務大臣
意見交換の様子

 現地時間7月19日午後5時50分(日本時間20日午前0時50分)から約35分間、コソボ共和国を訪問中の上川陽子外務大臣は、アティフェテ・ヤヒヤガ・コソボ共和国元大統領(H.E. Ms. Atifete JAHJAGA, Former President of the Republic of Kosovo)と意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. ヤヒヤガ元大統領から、大統領として、女性、若者、和解等の課題に取組み、退任後も、自身が設立したヤヒヤガ基金を通じた女性や子供を支援する取組を行っている旨の説明がありました。また、コソボ東部地域の診療所に草の根無償資金協力によりマンモグラフィを設置した事業について、日本の支援に感謝の意が示されました。
  2. 上川大臣からは、同元大統領が、女性エンパワーメントに長きにわたって取組んできたことに敬意を表しつつ、日本はWPSを主要外交政策の一つとして推進している、本年9月に開催される国連未来サミット及びWPS決議から25周年となる2025年の機会に日本としてWPSの取組を更に推進したい考えであると述べました。これに対し、ヤヒヤガ元大統領からは、上川大臣がWPS分野で指導力を発揮していることへの敬意が示されるとともに、日本のイニシアティブへの賛意が示され、両者は、今後もWPSを通じた取組について連携していくことで一致しました。

コソボ共和国へ戻る