コソボ共和国
堀井学外務大臣政務官のコソボ訪問
平成30年2月20日
2月18日,堀井学外務大臣政務官は,コソボを訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1 独立10周年記念式典への出席

2月18日,堀井学政務官はサチ大統領主催レセプションに日本政府を代表して出席し,コソボの独立10周年に祝意を表しました。記念式典には,各国からのハイレベルの要人,在コソボの各国外交団等,コソボに縁のある数百名が出席しました。
2 政府要人との意見交換


2月18日,堀井学政務官はサチ大統領及びパツォーリ第一副首相兼外務大臣と会談しました。
それぞれの会談において,堀井学政務官から,独立10周年の祝意を述べるとともに,日本は西バルカン地域の平和と安定の鍵を握るコソボとの関係を重視しており,先般,安倍総理から発表した「西バルカン協力イニシアティブ」の下,今後ともコソボの経済社会開発を支援していきたい旨述べました。
これに対し,コソボ側から,堀井学政務官の来訪を歓迎し,コソボ独立以来の日本の長年にわたる支援への深い感謝が述べられました。また,今後,日本との関係を更に発展させていきたい,北朝鮮問題に関しては日本の立場を強く支持する旨の表明がありました。
3 コソボの医療サービス向上のための無償資金協力に関する書簡の交換

2月18日,堀井学政務官はパツォーリ第一副首相兼外務大臣との間で,1.5億円を供与額とするコソボの医療サービス向上のための無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換を行いました。
書簡の交換に際し,パツォーリ第一副首相兼外務大臣から,日本の支援に対する謝意が述べられました。堀井学政務官からは,本プロジェクトがコソボの医療環境改善に寄与するとともに,両国の友好関係の飛躍の礎となることを期待する旨述べました。