ドイツ連邦共和国

平成30年12月3日
(写真1)「日独若手専門家交流」プログラム参加者による岸外務大臣科学技術顧問表敬の様子

 11月30日,岸輝雄外務省参与(外務大臣科学技術顧問)は,外務省が毎年実施している「日独若手専門家交流」プログラムで来日中のドイツ人若手専門家6名による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,岸顧問より,6名のドイツ人若手専門家の来日を心より歓迎する旨発言するとともに,我が国の科学技術外交の概要について説明がありました。これに対し,ドイツ人若手専門家から,本招へいプログラムに対し謝意が表明され,それぞれの研究分野に関する紹介がありました。
  2. ドイツ人若手専門家からは,科学技術外交の可能性や日本の科学技術分野における政府や大学,企業間の協働状況について質問があり,岸顧問から,将来世代に向けて科学技術外交が果たす役割は非常に大きい旨,政府や大学,企業間の協働は進んでいるものの課題は多く,今後も注力していく必要がある旨説明しました。その他,日独両国における女性研究者の登用状況や今後の科学技術分野における日独の協力について活発に議論が行われました。
[参考]
 「日独若手専門家交流」は,環境及びハイテク分野で先進的な役割を果たしている日独間の協力関係の構築及び相互理解の促進を目的として,外務省が毎年ドイツから若手専門家を招へいし,日本の研究機関や民間企業を視察する機会を提供するもの(今回で22回目)。ドイツ連邦教育研究省による日本人研究者のドイツへの招へい事業と対になっている。
 本年は,「自動運転」というテーマの下,6名のドイツ人若手専門家が来日。

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