ドイツ連邦共和国

平成28年10月13日

 10月13日,滝沢求外務大臣政務官は,訪日中のベアーテ・メルク独バイエルン州欧州・地域関係担当大臣(Ms. Dr. Beate Merk, Minister of State for European Affairs and Regional Relations of the Free State of Bavaria)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 滝沢政務官から,メルク大臣の訪日を歓迎した上で,今次訪日が経済を始め幅広い分野で日・バイエルン関係を一層発展させる機会となることを期待する旨述べました。これに対し,メルク大臣から,初の訪日を楽しみにしていた,日本とバイエルン州との間で相互交流を更に深化させることは重要である旨述べられました。

2 両者は,難民問題に対するそれぞれの取組を紹介し,難民問題の根本原因への対処が重要であるとの点で一致しました。また,両者は,経済連携協定・自由貿易協定の重要性についても一致し,日EU・EPAの年内大筋合意に向けて緊密に連携していくことを確認しました。

3 この他,滝沢政務官から,英国のEU離脱の動向を注視しており,バイエルン州で多く活動する日系企業の経済活動に不利益が生じないよう要請し,メルク大臣から,バイエルン州において,日系企業が円滑に活動できるよう協力したい旨述べられました。


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